テニス肘について
- ドアノブを回す、ペットボトルを開けるなどの、日常生活での痛み
- スポーツや仕事に支障が出ている
- 数ヶ月以上痛みが続いている
- 何度も再発している
なぜテニス肘は起こるのか?
テニス肘(外側上顆炎)は、前腕の筋肉(特に手首や指を伸ばす筋肉)に過度な負荷がかかることで、肘の外側の腱に炎症や微細な損傷が生じることで発症します。
過度な負担による腱の損傷
テニス肘は、腕の使いすぎ(オーバーユース)が主な原因です。特に、手首を繰り返し反らす(伸展させる)動作が肘の外側にある腱(総指伸筋の腱)に負担をかけ、炎症や小さな断裂が起こります。
加齢による腱の劣化
30代以降になると、腱の柔軟性が低下し、小さなダメージが回復しにくくなります。そのため、若い頃と同じ負荷をかけても腱が耐えられず、炎症が起こりやすくなるのです。
繰り返しの動作
テニス肘という名前ですが、テニスをしていない人でも発症します。
特に、テニス・ゴルフ・バドミントンなどのラケットスポーツ、パソコン作業(タイピング・マウス操作)、料理(包丁を使う)のような動作が原因になります。他にも、DIYや大工仕事(ドライバーや工具を使う)、重いものを持つ(荷物運び・介護など)ことも原因になると言われています。
フォームの問題(特にスポーツ)
テニスやゴルフなどでは、間違ったフォームで繰り返しスイングすると、特定の筋肉や腱に負担が集中しやすくなります。特に、手首や前腕の力を過剰に使うフォームは、テニス肘のリスクを高めます。
筋力不足や柔軟性の低下
前腕や手首の筋力が不足していたり、ストレッチ不足で筋肉や腱が硬くなっていると、少しの負荷でも炎症を起こしやすくなります。
症状が改善しない理由とは?
テニス肘(外側上顆炎)がなかなか治らないのには、いくつかの理由があります。
使いすぎによる回復の遅れ
テニス肘は腕の使いすぎ(オーバーユース)が原因で起こる炎症や腱の損傷です。痛みがあっても、日常生活で手を使い続けてしまうと、患部が回復する前に再び負担がかかり、治りが遅くなります。
例えば、仕事でパソコン作業やマウス操作を続けてしまう、料理や家事で手を酷使する、テニスやゴルフを続けてしまうことが挙げられます。回復には「安静」が重要ですが、手や腕は日常的に使う部位なので、完璧に休ませるのが難しいことが改善を遅らせる要因です。
間違った対処法
テニス肘の痛みを改善するには、適切な治療とリハビリが必要です。しかし、間違った対処をしていると、症状が長引く可能性があります。
痛みが軽くなったからといって、すぐにスポーツや仕事を再開してしまうことが原因のひとつになります。無理にストレッチや筋トレをして、さらに炎症を悪化させることもあります。
また、アイシングや温めの使い分けができていないことも症状が改善しない原因になります。発症直後は炎症が強いためアイシングが必要ですが、ずっと冷やし続けると血流が悪くなり、回復が遅れます。慢性化した場合は血流を促すために温める方が良いですが、逆に冷やし続けてしまうと症状が長引く可能性があります。
さらに、サポーターやテーピングを正しい位置で装着できていないと、十分なサポート効果が得られなくなります。サポーターに頼りすぎても筋力が低下し、根本的な改善につながらない場合があります。適切なケアをしないと、回復が遅れるどころか、悪化することもあります。
炎症ではなく腱の変性が進んでいる
テニス肘は単なる「炎症」ではなく、腱の変性(劣化)が進んでいるケースもあります。腱に小さな断裂が生じ、それが回復しないまま繰り返し負荷がかかると、組織がもろくなります。また、加齢や血流不足で腱が硬くなり、回復しにくくなると言われています。
慢性化すると単なる「炎症」ではなく「腱の変性」になるため、通常の炎症対策(アイシングや休養)では改善しにくくなります。
肘以外の問題(姿勢や筋力不足)が影響している
テニス肘は肘だけの問題ではなく、肩・腕・手首・指の使い方や姿勢も関係しています。肩や前腕の筋力が弱いと、肘に過度な負担がかかりやすくなります。特に、前腕の「伸筋群」(手首を反らす筋肉)が弱いと、テニス肘のリスクが高まります。
さらに、指先や手首ばかり使う動作が多いと、肘に負担が集中します。例えば、マウス操作やスマホの使用が多いと、前腕の筋肉が緊張し続けてしまいます。また、猫背や巻き肩の人は、肘への負担が増えやすく、デスクワーク時に肘を無理な角度で使っていると、慢性的な負担がかかると言われています。
肘だけを治療しても、根本的な原因(姿勢や筋力の問題)が解決されないと、なかなか良くならないことがあります。
症状が慢性化し、治癒に時間がかかる
テニス肘は、放置すると慢性化しやすい疾患です。初期段階で適切な治療をしないと、炎症が広がり、腱が弱くなります。長期間痛みが続くと、回復に数ヶ月~1年以上かかることもあります。痛みをかばって動かさないことで、筋力低下や関節の硬さが悪循環となることがあります。
慢性化してしまった場合は、回復に時間がかかるため、根気よく治療やリハビリを続ける必要があります。
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